無駄なものをなくし、身軽にスッキリと暮らす。
そのために、余分に持っているものを「捨てる」ことがある。
そのまま廃棄物にしてしまうと、自分が使っていたものを「ゴミ」にしてしまう。
誰かにあげて、使ってもらうのもいいが、誰もが自分からもらったものを使ってくれるわけではない。
受け取ったあと、しばらくして廃棄してしまう可能性が高い。
であれば、それは結局「ゴミ」になってしまう。
日頃使っているものであれば、それを最後まで使い切るのがよい。
筆記具などは、最後まで使い切って、それから処分する。
家電品も、壊れて、もう使えないという状態まで使う。
可能であれば、修理して、さらに使う。
そういう暮らし方をしていると、いいことがある。
あまり、ものを買わなくなる。
モノの入り口側からの流入が減れば、暮らしのなかにあるモノ全体は、少なくとも大きく増えることはない。
そんな状態で、今使っているものを最後まで使い切る。
それを続けていると、自然と、身の回りが、使い慣れたものに囲まれていく。
それが、穏やかな暮らしの基本になるのではないか。


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