こんにちは、暖淡堂です。
北海道のことを思い出していると、何回かに一回は佐々木好さんの歌が現れます
それも、結構しんみりとした、静かな衝撃とともに。
冬の初めだと、この「雪虫」。
ついつい聴き込んでしまいます。
アルバムジャケット、レコード屋さんで見た時は、ちょっと驚きました。
そして、忘れられない印象を残しました。
雪虫、知らない人も多いかもしれません。
白くって、フワフワしていて、たくさんいて。
自転車に乗っていて、雪虫の群れの中に走り込むと、目や鼻に入ってしまいます。
で、それなりに存在感はあるのですが、それを出してしまうと、なんとなく消えていて。
まるで、雪、ですね。
秋の、稲刈りの終わった後、寒い日が急にくる頃あたりに、現れます。
北国の秋の終わり、冬の初め。
そんな頃の、忘れられないものの一つです。
それを、佐々木好さん、とてもうまく表現しています。
「プワプワ」して、「すぐ死ぬ」。
季節の変わり目の、儚さかもしれません。
休日の、午後の、ちょっとした休憩時間などに。
どうぞお楽しみください。
dantandho




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