通勤時間帯に電車を利用していると、時々自動改札機に定期入れやスマホを叩きつけている人を見かける。
自動改札機で定期券の情報を読み書きするだけであれば、叩きつける必要はない。
読み取り機の近傍を定期券にICチップ内蔵されたカードが移動すると、それで情報は読み取れるのだから。
弱い電磁場の中でICチップ内蔵カードが動くと、微弱な電流が生じ、それでICチップは十分に機能する。
そもそも、定期券と読み取り機とは、「接触」する必要もない。
ICチップ内蔵カードは優れものなのだ。
少なくとも、理系の人間であれば、動作原理は理解してほしい。
(記事下部に引用した動画参照)
仕組みは会社の入退室チェック用のセキュリティーカードと同じである。
セキュリティーカードを読み取り機に叩きつける人はあまりいないのに。
社長や上司が近くにいる可能性があるからやらないのか。
相手によって態度を変える人間は、結局は信用されないものだ。
もし定期入れやスマホを破壊したいのであれば、床面に置いて踏みつけるなどしてほしい。
それも床面を傷つけないように、自分のカバンなどを下に置き、その上に定期入れを置いて、そっと自分の体重だけをかけて、損壊させてほしい。
後ろの人がいきなり読み取り機に定期入れなどを叩きつけて、大きな音を立てられると、心臓に悪い。
還暦を超えた身にとっては、言葉通りに「心臓に悪い」。
やめてほしい。
読み取り機に定期入れなどを叩きつけて、もし読み取り機が損傷したら。
器物損壊、あるいは営業妨害などの罪に問われることがありうる。
さらには、広義のカスハラに相当する場合もあるのではないか。
(ちなみに、駆け込み乗車なども、広義のカスハラに相当すると解釈される時がくるように思われる)
そんなことになったら、本人も面白くないはずである。
😊*****😊
<ICチップ内蔵カードの仕組み>
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