多摩丘陵の暮し 現在の居住地を決めるまで 転勤族の終の棲家

2022-01-27

多摩丘陵ってどんなとこ? 暖淡堂の足跡

多摩丘陵の雑木林

多摩丘陵の雑木林


入社以来、独身の頃に4回、結婚して子供ができてから海外も含めて4回引っ越しました。

そもそも、北海道から本州に出て来たのが、一番大きな引越しだとも言えますが…


独身の間は荷物が少なかった(本は多かった)ので、引っ越しの準備は大変ではなかったのですが、結婚してからの引っ越しは嫁さんに苦労をかけました。

で、現在住んでいるのは、タイから帰国したときに決めた場所です。

ここに決めるにあたって、以下のようなことを考えました。


会社と距離を置きたい

就職以来、会社への通勤を第一に考えて住む場所を選んでいました。

その結果、日々、会社と自宅の間を直行直帰。

忙しい時期は、会社にいる時間がどんどん長くなっていきました。

なんとなく、仕事ばかりしている感じになってしまいました。


仕事の内容が変わってきていることもあるのでしょうが、今の居住地から時間をかけて通勤することで、仕事と自分の暮しの切り替えができるようになりました。


電車を使って、家を出てから職場のデスクにつくまで片道約1時間40分。

北海道であれば、旭川の自宅から札幌の職場まで毎日通っているようなものですね。

もっとかな?


この時間で、自分の暮しと会社での仕事を分けています。

気分も変わります。仕事モード、暮らしモードでそれぞれ過ごせます。

長距離の通勤は疲れますが、その対価は大きかったと思います。


静かな環境で暮らしたい

会社で働くようになってからは、仕事以外のことはあまり重要ではないと考えがちでした。

出張ばかりの日が続いたこともありました。

疲れてフラフラになっていた頃もありました。


給料や社内の資格は少しずつ上がりましたが、虚しさも感じ始めて。

いつからか、できれば、静かな環境で、自分や家族との時間を大切にしたい、そう考えることが増えてきていました。


現在の居住地に住む前はタイにいました。

ネットで色々と探したのですが、タイに行く前にほんの少しの期間住んだ、多摩丘陵の中の住宅地の印象がとてもよく、できればまたその近くに住みたいと思っていました。


不動産屋さんと一緒に訪れた物件や周辺の印象がとてもよく、短期間の一時帰国ではありましたが、よいところが見つけられました。


自然が多く、近隣で買い物も十分にできます。

満足して暮らせるところが見つかってよかったと思います。


交通手段が複数選べるところにしたい

結婚した頃は、市原市に住んでいました。

そこから都心部に行く鉄道はJRのみ。

JRが止まってしまうと、移動が困難になります。


一度、大雨で電車が津田沼付近で止まってしまい、どうにも身動きができなくなった経験があります。

それで、交通機関が複数使えるところがよいと考えていました。


東京より西側は、私鉄が複数あります。

多摩丘陵地区は京王、小田急、JRがあり、よほど大型の台風でも来ない限りはすべてが止まってしまうということはありません。

数年前に鉄道路線が全部が止まるということがありましたが、そこまでの台風だと、諦めるのがいいと思います。

たまたまその日、成田空港から海外に出張する予定だったのですが、空港に辿り着けず、出張は延期になりました。

小田急多摩線

小田急多摩線


そんなこんなで、多摩丘陵の中の住宅街に住んでいます。

あと数年で定年ですが、その後の暮しを考えるのも、ある意味楽しい作業です。

複数の拠点で暮らすなんてことができたらいいな、とも思っています。


多摩丘陵での穏やかな暮らしは、住まい探しから。

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