還暦と、定年が、それぞれ近づいて来ました 【還暦記】

2024-11-23

穏やかに暮らすために

還暦,定年,穏やかな暮らし

還暦まで2ヶ月と少し。定年は大体その2ヶ月後。いよいよ近づいて来たなあって感じです。

今年の夏に、社外に出向。関係(系列)会社ではないので、仕事を一から覚えました。法定研修が必要だったので、今年の夏はずいぶんと勉強しました。

仕事は落ち着きつつあります。で、気がつけば季節が進んで、もう初冬ですね。街中ではクリスマスの準備も始まった感じ。その先には大晦日、お正月。

で、還暦です。

    還暦と、定年が、それぞれ近づいて来ました <内容>

      子供の頃に思っていたこと
      働き始めて思ったこと
      これからについて、今、思っていること

子供の頃に思っていたこと

子供の頃は、まず、大人になるってどんなことだろう、ってことを思っていましたね。小学生の6年間はとても長く感じました。親も、先生方もみんな大人。年長の従兄従姉も、自分にとっては大人でした。そんな大人たちを見ながら、自分もこんなふうになっていくのだろうな、って、ぼんやりと思っていたのでしょうね。

早く大人になりたいなとは、あまり願いませんでした。それでいて、いつまでも子供では嫌だな、と感じていたり。どこか遠くに行きたいな、という希望はありました。それと同時に、家族と暮らしている、心地よい環境からは離れたくはありませんでした。

中学や高校に進むと、次第に、自分はずっと家族とは暮らしては行けないのだな、ということがわかってきて。高校を卒業後は、大学への進学を希望していました。両親もそれを認めてくれていて。ただ、自宅から通える大学はありませんでした。それで、そのときは家を出てどこかに下宿するか、アパートで一人暮らし。そんな風に生き方が変わっていくのだということがわかってきていました。

一人で暮らすというのが、小学生の頃だと、どういうことかまったくわかりませんでしたね。中学、高校と、少しずつ進むにつれて、一人で暮らすときに自分でしなければならないことを知るようになって。それで、不安が募りました。一人でやっていけるのだろうか、って。自分の部屋で勉強していても、時々はそんなことをぼんやりと考えていました。

考えても結論は出ず、時間が過ぎて。受験して、合格発表があって、アパートを両親が決めてきて。18歳になった春、僕は家を出ました。それ以来、帰省を除いては、実家には戻っていません。

働き始めて思ったこと

大学は二つ。学部までで一つ、その後修士と博士で一つ。旭川で4年間、札幌で5年間。その頃は、長く感じた学生時代でしたが、今思い返せばあっという間ですね。思い出がたくさんあります。今の法律では18歳で成人ですが、僕の頃はまだ20歳。大学生の間に成人しましたが、気持ちは子供の頃からずっとつながっていて。まったく変わった感じはありませんでしたね。

で、27歳の春、就職しました。そのタイミングで、北海道を離れました。その後、帰省を除いては、北海道に戻っていません。化学企業に勤めて、給料をもらうようになって、しばらくして結婚しました。大学を卒業したときに、自分は、自分の家庭を持てるのだろうか、とぼんやり思っていましたが。この人と結婚しようと思える女性と、出会うことができました。子供ができて、仕事が忙しくなって、転勤が何度もあって。家族には苦労をかけたと思います。

家族で数年、タイで暮らしたことは、僕にとっても、家族にとっても、かけがえのない経験となりましたね。その数年を経たことで、家族の強さのようなものが増した気がします。自分の周囲に起こっていることの解釈に幅ができました。粘りのようなものもあるかもしれません。タイでの暮らしを無事終えられたのは、家族と一緒だったから。そう思っています。

信頼しあえる家族になりました。もちろん意見の食い違い、ぶつかり合いはときにありますが。それも、乗り越えられるという確信があるからぶつかれるわけで。その後はまた、いつもの穏やかな暮らしに戻ります。

まだまだこれから色々とあるのでしょうけど、よい家族でいられるだろうなと、確信しています。

これからについて、今、思っていること

長く勤めてきた会社との関係が変わります。定年後は、単年度の契約。その関係を維持したまま出向を続けることになりそうです。出向先の仕事の内容は、自分のキャラクターに合っているように思えてきました。仕事の分量、負荷などは、どうも僕の希望よりは、会社と出向先との間で調整されるようです。しんどくなったら、会社に希望を伝えることになるのでしょうね。まあ、今の予定では、それなりに乗り切れそうです。効率化は必要でしょうけど。

60歳以降、数年はそんな感じで会社に勤めていようと思っています。どこかのタイミングで、フリーになるかもしれません。その準備は、少しずつ続けています。たくさん稼ぐ必要はないかなと思っていて。少しずつの収入があれば、それと年金で穏やかに暮らしていけないかな、と。歳を取ると、できないことが増えてきますね。体力も落ちるし。そこそこ社会とのつながりを維持する程度に、自分で働こうと思っています。

自分と、妻と、どちらが先に亡くなるのか。そんなことを考えるようになりました。もし僕が先に亡くなるのであれば、その先の妻の暮らしの環境を整えておいてあげないといけません。子供は、自分の暮らしがあるでしょうから、あまり頼りにはできません。とりあえずは、住むところを確保しておきたいと思います。これまでは転勤による引っ越しが多かったので、自宅を持っていませんでした。その準備をこれから始めます。

FPや宅建士の資格にチャレンジしたのは、その辺りを見据えてのこと。知識はかなりつきました。これから一つ一つ、一歩一歩、自分と妻の暮らしのために、準備をしていこうと思います。それと同時に、これからの日々を穏やかに、優しく、健康に暮らしていって。できるだけ長く、人生を楽しんだ後に、静かに退場していくのが、今の願いです。

  

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実家の両親とは、年に一度くらいしか会えていません。そろそろまた顔を見に帰省しようと思っています。師走の郷里、帰るとまた、いろんなことを思い出しそうです。

  

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