こんにちは、暖淡堂です。
自分史を書いてみたいという人、多いですよね。定年後、時間ができたら書いてみようか、なんて計画している人もいるかと。
僕は実際に書いてみました。定年前ですが、計画を立て、手順を考え、そして実際に執筆しました。終活の準備という意識もありましたね。
毎日少しずつ書き進めて、目標としていた段階、「生まれてから高校卒業まで」を書き上げました。大体1年かかりました。大学入学以降は、自分にとってもまだ若干生々しい部分もあるので、どうしようかな、と考えているところです。
書き上げたものは、Amazon Kindleで電子書籍として出版しました。出版したので、家族などの身内には、ペーパーバックとして必要部数だけ作成して渡すことも可能です。まだ渡していませんが。
この記事では、自分が実際に自分史を書いてみた手順を紹介したいと思います。まとまった時間がなくても、早朝や夜などの時間を利用して作業することで、結構まとまった文字数の自分史を書き上げることができました。僕の経験が、これから自分史を書いてみようと思っている方の参考になれば幸いです。
なお、以下は自分史を執筆する際に参考にした書籍です。とてもよい書籍です。なんといっても、タイトルをみて、「これは自分のために書かれた本だ!」と思いませんか?
マインドマップで思い出せること、書きたいことを整理する
マインドマップツールをご存知でしょうか。ネット上にフリーツールがいくつかありますので、そのどれかを使われるのがいいと思います。
どれがおすすめということはありませんが、僕はWindowsではFreeMindを、MacではGoogleのMindMapツールを使用しています。
マインドマップの具体的な使い方に関しては、ヒトデさんのYouTubeチャンネルがありますので、そちらをご参照ください。
で、このマインドマップを使って、自分史に書きたいことを思いつくままどんどん書き出していきます。後で整理できますので、もう出てこない、というくらい書き続けます。
マインドマップを使うと、自動的にまとまりのあるものができていると思います。そこから書けそうなテーマにそって整理をしていきます。この段階で、僕は大体年代別のエピソードを集めました。
自分が生まれる前のエピソード(祖父母から聞いた話など)
生まれてから小学校卒業まで
中学校3年間
高校3年間
自分が生まれる前のエピソードは、分量としては多くなかったので、生まれてから小学校卒業までの部分に含めました。
これで自分史に書こうと思う素材の大体は集まったことになります。
ハコ書きで書く内容をストーリーの形にする
自分史なので、出来事を大体経年的に並べることになります。それでも、起承転結や序破急のような流れができると、自分で書いていても楽しくなります。僕は序破急の形でハコ書きを作りました。
ハコ書きとは、例えば1枚の紙を田の字のように4等分し、そのうちの3つを序破急それぞれの内容を書くためのハコに、残り1つをメモ用のハコにしたもの。
箇条書きでもいいし、ある程度のまとまりのある文章にしてもいいです。マインドマップでまとめた内容を見ながらどんどん書き進めてください。
僕はPCで作業しましたので、Windowsのときはエクセルで、MacではNumbersでそれぞれハコ書きを作成しました。手書きでもよいと思います。
詳細は上で紹介した、わかつきひかるさんの書籍をご参照ください。とても丁寧に説明されています。
このハコ書きを作る段階でも、できるだけ各パートがそれぞれ面白くなるように工夫しました。各パートの終わりに小さな事件が起こるようにしています。
実際に自分史を執筆する
僕は、自分史を最終的には私小説の形で書きました。初めは日記風に書いていたのですが、いくつかの出来事を書きながら、どうしても事実のままに書けないことや、人名などを伏せた方がよさそうなことがわかったからです。
ハコ書きの内容を見ながら、ほぼ毎日、朝活の形で少しずつ書き進めました。ハコ書きやマインドマップはいつもすぐに見られるようにして、こまめにチェックしました。
書いていて、どうしてもハコ書きの内容とずれてしまった場合は、ハコ書きの方を修正するようにしました。
なによりも意識したのが、最後まで書く、ということ。書きながらなんどもはじめから書き直したくなったのですが、そこは我慢して、ハコ書きで予定した部分は書き切りました。
書き直したかった部分は、最後まで書いてから修正しました。また、何度も推敲しました。
自分史を題材にした私小説、というのが最終的なできあがりといえます。これからもまだまだ書き続けるつもりです。
上にも書きましたが、出来上がったものは、Kindle direct publishingで電子書籍として出版しました。また、一部ですが、当サイトでも紹介しています。
多くの方にアクセスしていただいており、実際に自分史を書いてみてよかったと思っています。
自分史を書いてみたいなと思われている方、そろそろ書き始めてみてはいかがでしょうか。
以下のリンク先の記事もご参照ください。
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