バルセロナのサグラダファミリアの塔から撮影した街は、どこまでも石と煉瓦と瓦で出来ていた。
建物自体は100年以上使われているものが多いのだろう。
そもそもこの写真を撮影したサグラダファミリアは着工が1882年というから、100年経ってもまだ出来ていない。
完成後も使われるだろうから、どれほど長く使われることか。
一方、日本の新築の家はあっという間に建てられてしまう。
半年かかることはない。
それでも、外壁などは10年したらメンテナンスの工事が行われる。
多くの場合、それは家を建てたときにもう契約されているようだ。
メーカー側としては、顧客を長期間つなぎとめることができるので、よいことなのだろう。
どうせ10年経てばメンテナンスするのだから、そのくらい保てばいい。
そんなふうにメーカーが考えていなければ、だが。
ヨーロッパは、古い建物がたくさん残っていて、大切に使われている。
日本の家は、もう江戸時代までの紙と木の家ではないのに、短期間で建て替えることを前提に作られているような気がする。
多少のメンテナンスは必要だろう。
それでも、100年、200年と住み続けられるような家にはできないだろうか。
日本の技術は、短期間で置き換えられるようなもののみ、発展してきたのだろうか。
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