稲城市と、府中市や調布市との境を流れる多摩川の西岸からゆっくりと標高が高くなっていきます。その辺りが多摩丘陵の東側の起点。
多摩川よりも北側、東側はずっと平らな土地。関東平野が広がっています。北側は府中市、東側は調布市。それぞれ歴史のあるところです。昔は武蔵国の中心でした。
多摩川河岸から都心部を眺めると、ずっと遠くまで見渡せます。堤防の上からですが、建ち並ぶビルが青い空の下に見えますね。
通勤で、あんな先までいっているのだな、と感心したりします。それでも電車利用で20分〜30分。なんだそうなのかと思ったりもします。その20分〜30分がしんどい時もありますが。
都心部から電車でちょっと移動するだけで、穏やかな自然の中にいることができています。休日にはのんびりと過ごせる場所がたくさん。
勤務先のある場所の環境と、休日に過ごす場所の環境がまったく違います。心地よく過ごせるところに住むことができているのは、とても幸運なことですね。
多摩川河岸から都心方面を眺める
この写真を撮影した場所(JR南多摩駅付近、稲城市と府中市の境界付近)では、多摩川は多摩丘陵の北側を東に向かって流れています。なので、多摩丘陵の北側、東側はちょうど多摩川に縁どられているような感じになっています。
この辺りは、お散歩コースとしてちょうどよい場所です。水の流れが穏やかなときは、堤防から河岸に下りることができ、釣りや水遊びをする人をよく見かけます。
川を見ながら堤防を歩いてもいいですし、稲城市側に向かえば大丸公園、稲城中央図書館やその周辺の公園があるので、それらに立ち寄って過ごすこともできます。
この辺りは向陽台と呼ばれる地域で、緑に囲まれるようにして大規模なマンションが建っていたり、戸建てが並ぶ住宅地などになっています。
稲城市中央図書館から南多摩駅と多摩川方面を眺める
さらに進むと稲城中央公園。稲城中央公園は各種運動施設があり、また最近、きれいな喫茶スペースもできて人気が集まっています。
この辺りは、2020東京オリンピックでは自転車のロードレースのコースにもなったところです。その前からも自転車に乗っている人の多い地域ですね。走りやすいところなのでしょうか。この辺りからずっと相模原の先、道志道の方まで行く人もいるようで。
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多摩川沿いから西に広がる多摩丘陵。自然が豊かで穏やかな暮らしをしてみませんか。
都心部を離れて移住する先を検討中の方、多摩丘陵地区を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
多摩丘陵の暮らしは、住まい探しから。
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