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12月, 2025の投稿を表示しています

年末にも祝日があったことを、ふと思い出す

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  定年が、一旦キャンセルになりそうなので戸惑っている。 気持ちは、もう以前のようには戻らない。 それでも、動き方は正社員のフリをしておこうか。 それはそれとして。 数年前までは、年末に祝日があった。 ちょうどクリスマスの頃。 忙しない年末を過ごしていて、ちょうどいい息抜きのタイミングだった。 忙しいばかりでは、息が詰まる 今年のカレンダーでは、クリスマス頃の休日がないことの寂しさがよくわかる。 いっそ、数日早めに年休を取得しようか。 そういう気持ちも湧いてくる。 そうしても、まったく問題ない仕事だし。 最初の定年後は、まるで個人事業主が個別に仕事を請け負っているような状態。 そういう内容の仕事をしている。 仕事を割り振られたら、あとはそれぞれで片付けるだけ。 結果の納品も、それぞれで行う。 なので、各人がどのようなスケジュールで仕事を片付けているかは、他の人に影響をほとんど及ぼさない。 早めに片付けて、ずっと休んでいてもいい。 そんな仕事なのだ。 であれば、もっと自由に休んでもいいのだが。 ついつい、先のスケジュールを気にしてしまう。 突発的な出来事を気にしてしまう。 結局、毎日何かの仕事をしてしまう。 休むことが、上手になりたい。 なるべきなのだ。 一度目の定年まで、ずいぶんと長く働いたのだから。 それでも、年末に休日があった頃が。 ふと、懐かしくなる。     Tweet

クリスマスの思い出 50年以上前のこと

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  僕のクリスマスは、母からの電話で始まった。 小学校1年生になった年の冬のこと。 買い物に出かけた母が家に電話をかけてきた。 僕は母と電話で話した。 母は、僕にどんなおもちゃが欲しいか尋ねた。 僕は戸惑いながら、ブリキ製のロボットのおもちゃが欲しいと答えた。 夜、僕は母からプレゼントを受け取った。 妹もまた、おもちゃをもらっていた。 それが、僕の最初のクリスマスの思い出になっている。 なので、僕のところには、サンタクロースは来たことがない。 ***** 僕が小学校に入学するまでは、我が家にはクリスマスはなかった。 僕が小学校に入学して、他の子どもたちと交流するようになった。 そんなとき、我が家にだけクリスマスがないと、僕が寂しい思いをするのではないか。 そう両親は心配したのだろう。 それで、クリスマスらしいことを、両親はしてくれたのだろう。 誕生日のお祝いも、僕が小学校に入学した年から始まった。 もう50年以上前の、北海道の小さな街でのことだ。     Tweet

「雪」 アリス アリスII収録 「空に舞う雪 積もる雪」

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  冬、寒くなると思い出す。 アリスII収録の「雪」。 イントロのギターの音。 ゆっくりと下がる音階が、静かに降る雪を思わせる。 様々な雪がある。 太宰治の「津軽」には次のように書かれている。 津軽の雪  こな雪  つぶ雪  わた雪  みず雪  かた雪  ざらめ雪  こほり雪    (東奥年鑑より) 津軽には七つの雪が降るらしい。 アリスの「雪」には、二つの雪が降る。 空に舞う雪 積もる雪 重たさを持たず、中に浮かび、さらに空まで舞い上がる雪。 自分の重さで落ちて、地面に積もる雪。 ふと、自分は舞い上がれたのだろうか。 今、自分は地上に積もっている状態だろうか。 そんなことを思ってしまう。 雪に埋もれた冬を過ごした時期があったからだろう。 ***** ここ数日、テレビの画面に、郷里の雪景色が時々映し出される。 そこ、と、ここ、との、距離が映し出される。 アマゾン:アルバム「アリスII」リンク     Tweet

妻に叱られた、夏の朝のこと

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  夏の朝のこと。 僕は体調が悪かったが、無理にでも出勤しようとしていた。 その様子に気づいた妻は、僕を叱りつけた。 かなり、真剣に。 そして僕は、その日、一日休んだ。 いくつかのスケジュールが見直しになった。 そのどれもが、自分に強いストレスを与えていた。 それらが、すべて後回しになり。 翌日、出勤した。 そして、ストレスの原因になっていたことを、職場の上司にすべて話した。 妻から、困っていることは、自分で抱えるな、と言われていたのだ。 それで、仕事に関係する顔ぶれが見直しになった。 上司がすぐに対応してくれた結果だ。 その後、ストレスは大きく減った。 仕事自体は問題なかったが、それが次第によりうまく回るようになった。 一時期は、もう職場を離れようとまで考えていた。 もう定年を迎えたあとなので、一度、自分を見つめる時間があってもいいだろうと。 それが、自分が貢献できるうちは、もう少し働いてもいいと思えるようになった。 一日休んだことで、辛かったことが整理できた。 あの夏の日、妻が僕を叱りつけてでも、休ませようとしてくれた。 それに感謝している。 今日も穏やかに、一緒に過ごしてくれている。 妻に、感謝している。     Tweet

時間は、武器になる

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  時間はいつも、武器になる。 使い方次第で、最強の武器になる。 若くて時間がたくさんあるのであれば。 成長するために使う時間がたくさんある。 これは間違いなく、圧倒的に有利だ。 成功するまでに使える時間が豊富にあるということだ。 年齢を重ねて、使える時間が少なくなっていれば。 やるべきことを絞り込み、集中できる。 これまでの人生で、成果が出る方法を、いく通りか経験している。 これも間違いなく、有利だ。 時間を武器にする方法を知らないのであれば。 これからそれを知ることができる。 これは、何よりも有利な条件だ。 時間を無為に過ごしているのであれば。 これは無敵だといっていい。 大事なことは、すべてこれから手に入るのだから。     - 暖淡堂書房の書籍から - 菅子四篇 改訂版 著者:暖淡堂 現代の暮らしでは、自分自身の在り方を見失いがち。2000年以上語り継がれてきた言葉に、今日を穏やかに生きるためのヒントが見つかります。 Kindle版をチェック Tweet

「終えるための旅」 現代詩の試み

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  終えるための旅 風を読み 星を数え 太陽に背を向け 月に滑り落ち 巨大な弧を描き 加速する落下を続ける 最大限の知識と 無限小の直感と 布切れに包み込めるほどの財と 紙に染み込むほどの涙と 今別れたらもう二度と会えない 今日出会ったばかりの本当の友に さようなら この旅は その時まで終わらない Geminiによる解説 暖淡堂「終えるための旅」詩の解説 1. 旅の準備と方向性(第1連・第2連) 風を読み 星を数え 太陽に背を向け 月に滑り落ち 「風を読み / 星を数え」 : これは、旅の準備、あるいは進むべき道を知るための 知性 と 観察力 の行使を表しています。経験や知識に基づいて、自然の法則や宇宙の運行を理解しようとする姿勢です。 「太陽に背を向け / 月に滑り落ち」 : 太陽 は、一般的に「陽」「光」「顕在」「生」といった、 明るく公的な世界 の象徴です。 これに「背を向け」ることは、世俗的な成功や顕著な名声、あるいは常識的な価値観から離れ、 別の方向 を目指す決意を示しています。 月 は、「陰」「闇」「潜在」「死」といった、 内面や深層の世界 の象徴です。 「月に滑り落ち」ることは、旅の方向が 自己の内奥 、あるいは 死や消滅 といった究極のゴールへと向かっていることを示唆しています。旅の目的が、外的な達成ではなく、内的な探求にあることを明確にしています。 2. 旅の性質と運動(第3連) 巨大な弧を描き 加速する落下を続ける 「巨大な弧を描き」 : 旅路が一直線ではなく、非常に大きなスケールと複雑な軌跡を持っていることを示唆します。長い時間、遠大な空間をかけて行われている、人生そのもののような壮大な運動です。 「加速する落下を続ける」 : 落下 は、一般にネガティブなイメージですが、ここでは 抗いがたい必然性 、あるいは ゴールへの確実な接近 を暗示しています。 重力に従うように、目的(終わり)に向かって突き進む、 不可逆的で止められない流れ です。「終えるための旅」という目的に向かい、加速度的に進んでいる状態を表します。 3. 旅の携行品と思考(第4連・第5連) 最大限の知識と 無限小の直感と 布切れに包み込めるほどの財と 紙に染み込むほどの涙と この連では、旅に持っていく「内的な資質」 と 「外的な持ち物」が対比されています。 「最大限の知識と /...