投稿

11月, 2025の投稿を表示しています

「理」系とは、「理」解すること

イメージ
  「理」とは、ものごとの「ことわり」のこと。 大元の理を「原理」ともいう。 理科の「理」は、この「ことわり」のこと。 宇宙や世界で起こっていることの「ことわり」を学ぶ学科を「理科」という。 理系の「理」も同じ。 現象の背後にある「ことわり」を知ることを大切にする人を「理系の人」と呼ぶ。 であれば、世に「文系」の学問に進む人も、「ことわり」を知ろうとしている。 結局は「理系」になる。 ものごとの「ことわり」を知ろう、全体像を学ぼう。 そうする人たちは、すべて「理系」である。 では、「ことわり」はひとまず置いておいて、知識や情報を詰め込もうとする、というやり方は、「理系」でなければ「文系」なのか。 そういうことはない。 非「理系」と呼ぶのが正しいだろう。 「理系」でないもの、である。 ***** 昔、大学の恩師が学生に向かって「へりけい」と 曰 のたまわ った。 「へ」は「屁理屈」の「屁」である。 生きる戦略としては、そういう立ち位置もある。 この頃、そう思うようになった。     Tweet

定年後の仕事のこと 自分のために働く、自分のための時間を過ごす

イメージ
定年後は自分のための仕事をする。 そして、少しだけ稼ぐ。 できるだけ長く働く。 そのために、健康でいる。 自分のための仕事を長くするために、必要なこと。 楽しめる 定年までは、仕事のために多くを犠牲にしてきた。 定年後の仕事では、自分が楽しめることを中心に置きたい。 そうすることで、多少の難しさはあっても、それを乗り切ることも楽しめる。 時々は、笑えるくらいの成果が出るものだろう。 予想外の結果を、心から喜べるようになるものだ。 あるいは、仕事の中に、自分が楽しめるものを付け加えてみる。 収入にはならないが、それをやっても、本来の仕事を圧迫しないもの。 仕事中にできる気晴らしを見つける。 長く働いてきたのだから、何かは思いつくはずだ。 勉強を兼ねる 頭は使い続けるのがいい。 そのためには、新しいことを学び続けるのが一番だ。 面白そうなことがあれば、自分でもやってみる。 そのために、多少仕事が遅れても問題ない。 もう誰も、仕事が遅れたことを咎めない。 そもそも、自分がそれをやっていることを、気にする人などいないのだ。 仕事の効率化になれば、それはそれでよいが。 効率化が目的にならないように気をつけるべきだ。 うっかりすると、仕事ばかりしている日々になってしまう。 仕事との距離は、適度に摂り続けること。 それが大事。 収入を目的にしない 定年後の仕事で、収入が目的になったら、自分の楽しみを犠牲にすることを容認することになる。 収入を目的にしないのがいい。 もちろん、収入はあった方がいい。 しかし、それは、自分の仕事が進んでいる度合いを測るため。 自分がどのくらいの速さで動けるかを確かめるため。 そのくらいの意識でいるべきだ。 もう、収入のために、自分の時間を何時間も費やしたくない。 そのために、定年前の時間を、たくさん使ってきたのだから。 家族に心配をかけない 家族に心配をかけないということが、いちばん大切だ。 無理をして、体調を崩すなどということは、もっともやってはいけないことだ。 ほどほどに、楽しげに、何かやっているのだな。 家族には、そう思われているくらいがちょうどいい。 - 暖淡堂書房の書籍から - 菅子四篇 ...

仕事帰りに駅に向かう途中で、よく思い出します 「Time trip」 坂本 龍一&カクトウギセッション

イメージ
  こんにちは、暖淡堂です。 今年も残り、1ヶ月と少し。 だんだんと、忙しくなってくる頃ですね。 陽が沈むのが早くなって、仕事終わり、職場を離れる頃にはすっかり暗くなっています。 そんなとき、頭の中を決まって流れる曲が数曲あります。 この曲は、高校生の頃に買ったアルバムに入っていたもの。 坂本龍一さんは、当時すでにYMOで人気でした。 このアルバムには、高橋幸宏さんや矢野顕子さんが参加しています。 で、全体がYMO風かというと。 全然違う感じです。 坂本龍一さんの音楽性の幅広さを感じます。 この曲、ボコーダーを使った「歌」が入っています。 メロディーが、とてもいい。 仕事で疲れて帰る足を、やさしく押してくれる感じで。 家路がちょっと楽しくなります。 この曲、お勧めです。 年末の忙しい時期、ちょっとした空き時間に、どうぞお楽しみください。     サマー・ナーヴス - 坂本龍一&カクトウギ・セッション 新品価格 ¥1,832 から (2025/11/27 21:44時点) dantandho Tweet

「雪虫」 佐々木好 お尻の白い プワプワした 雪虫は…

イメージ
  こんにちは、暖淡堂です。 北海道のことを思い出していると、何回かに一回は佐々木好さんの歌が現れます それも、結構しんみりとした、静かな衝撃とともに。 冬の初めだと、この「雪虫」。 ついつい聴き込んでしまいます。 アルバムジャケット、レコード屋さんで見た時は、ちょっと驚きました。 そして、忘れられない印象を残しました。 雪虫、知らない人も多いかもしれません。 白くって、フワフワしていて、たくさんいて。 自転車に乗っていて、雪虫の群れの中に走り込むと、目や鼻に入ってしまいます。 で、それなりに存在感はあるのですが、それを出してしまうと、なんとなく消えていて。 まるで、雪、ですね。 秋の、稲刈りの終わった後、寒い日が急にくる頃あたりに、現れます。 北国の秋の終わり、冬の初め。 そんな頃の、忘れられないものの一つです。 それを、佐々木好さん、とてもうまく表現しています。 「プワプワ」して、「すぐ死ぬ」。 季節の変わり目の、儚さかもしれません。 休日の、午後の、ちょっとした休憩時間などに。 どうぞお楽しみください。       Tweet dantandho

定年前に取得する、定年後に必ず役立つ資格 著作権検定、FP、宅建士

イメージ
  こんにちは、暖淡堂です。 還暦や定年前後での資格取得について、色々と考えている方も多いかと思います。 僕もいくつか資格取得したのですが、その時に指針としていたことと、その結果身についたものを紹介します。 皆様のお役にたてば幸いです。 実際に必要な知識を資格取得で身につける 定年前、還暦前に取得した資格は以下の4つ。 ジャンル分けすると3つになります。 ビジネス著作権検定上級(民間資格) 3級フィナンシャル・プランニング技能士(国家資格) 2級フィナンシャル・プランニング技能士(国家資格) 宅地建物取引士(国家資格) 著作権 ビジネス著作権検定上級を受験して、合格しました。 著作権を勉強したことで、ブログなどで情報発信する際に、自分自身はどのような著作権を有することになるのか、他の方の著作権に対して、どのような配慮をしないといけないのか、が包括的に理解できました。 定年後も、自分の興味のある分野での情報発信を続けるつもりです。 その際、他人の権利を侵害しないようにしたいし、自分の権利も守って行きたいと思っています。 FP フィナンシャル・プランニング技能士の資格を取得する際に身についた知識で、定年前に、加入していた保険の整理ができました。 定年前後で、資産運用に関する紹介をいくつか受けたのですが、それらに対しても慌てずに対応できました。 これらに対応できたのは、自分の年金や、老後の税金、社会保険料について理解できていたためといえます。 宅建士 宅地建物取引士の資格取得では、民法全体を広く勉強しました。 相続についての知識が身につきました。 そのため、今後自分がさらに年齢を重ねていく際に、身の回りの整理などを進めていく際の指針もざっくりと立てることができています。 受験勉強を振り返って こんな感じで、資格取得で身についた知識は、還暦と定年前後に必要になるものばかりでした。 もし、これらを20歳の頃に身につけていても、それほど役立たなかったかと。 還暦や定年を迎える頃に、ちょうど必要になる知識でした。 それで、とても役立ったのだと思います。 自分が好きなものの勉強も継続する 高校生の頃から、哲学関連の書物は読み続けています。 大学に進学してからは、科学系の書物も読むようになっています。 40歳頃からは古典も読むようになりました。 そして、少しずつ文章を書くようにし...

コミュニケーションに、地域柄というのはあるのかもしれない

イメージ
  時々見かける。 一緒にいる二人が、常に話し続けている。 相手の言葉を聞き、相槌をうつ、という形ではなく。 ずっと声を出し続けているのだ、二人とも。 二人が話している内容が、ずれているように感じる。 それで、聞いている方が落ち着かなくなる。 そういう状況になっているのに、その二人は気にせずに話し続けている。 そして、二人一緒に、話をやめるのだ。 その周辺が、急に静かになって、驚く。 しばらくして、また二人とも同時に話し始める。 それで、二人とも特に機嫌を悪くしたり、不都合を感じたりはしていないようだ。 コミュニケーションはキャッチボールに例えられることがある。 この二人の場合、相手が受け取らなくても、投げ続けているようなものだ。 それはコミュニケーションなのか。 非常に、気になる。     Tweet dantandho

それで天は削れているのか

イメージ
平均価格が高いということが、心理的な何かに利用されていないか、気になる。 都心のマンションが高いという。 平均価格が1億を超えているという。 仮に1億円ちょうどだとする。 1億5千万円のマンションと5千万円のマンションが一戸ずつ。 その場合も平均価格は1億円である。 そして、平均とはそういうものだ。 現在、「平均価格が1億円」と言われるときの、内訳はどうなっているのか。 もし、ほとんどのマンションが、ほぼ1億円だとする。 それは、なんでもかんでも、値段の設定を1億円にしているということではないか。 あるいは1億円になるように調整しているということではないか。 さらには、1億円としてもいいような雰囲気をつくっているのではないか。 平均価格と言われる場合、いつも気になる。 それがはっきりしても、簡単に買えるわけではないが。     Tweet dantandho

最後は、熱となって人々を温めてくれる

イメージ
森林から切り出された樹木。 それは、木材となり、人間の暮らしのいろいろなところで用いられる。 手元で使う道具になる。 組み合わされて、家具や住居になる。 樹液などは薬剤として用いられるものもある。 香として貴重なものとなるものも。 様々な形で人間に使われて。 最後は、燃やされて、熱になる。 熱は、人類を進歩させ、日々の暮らしを支える、重要なエネルギーとなっている。 そして、灰を残す。 灰は、人々の命を支える、食料の源の一つである。 ***** 樹木は話さない。 だから人間は、しばしば樹木のメッセージを聞き逃す。 時折は、木々の声に耳を澄ますのがいい。 揺れる炎からは、様々な物語が浮かび上がるものだ。         Tweet dantandho

「夜哭烏 羽州ぼろ鳶組」 今村翔吾 降車駅を乗り過ごしてしまうほど引き込まれてしまう

イメージ
通勤の電車。 乗り換えで降車しないといけない駅を、乗り過ごしてしまう。 それほどに面白い本に、作者に、最近出会った。 今村翔吾さんの本がそれになる。 はじめ「くらまし屋」のシリーズを読んだ。 それが刊行済みのものをすべて読んでしまって。 ちょっと「くらまし屋」ロスの状態だった。 で、勤務先の近くの、行きつけの図書館で書棚を眺めていると。 この「羽州ぼろ鳶組」のシリーズがあることに気づいた。 で、手にとって、読み始めた。 すぐにハマってしまった。 いつもの、通勤の乗り換え駅である大手町。 初めて乗り過ごしてしまった。 ストーリーが面白いだけではなく、身体の奥で、熱く燻り始めるものがある。 通勤電車が、日本橋、茅場町、門前仲町、木場、と進む。 そこを駆け回っていただろう、「火喰鳥」松浦源吾の率いる「羽州ぼろ鳶組」の顔ぶれを思い浮かべる。 心は、いつか、彼らとともに、江戸の街を走り始めている。 江戸一番の火消、加賀鳶の頭である大音勘九郎は、卑劣な罠の標的となる。 「八咫烏」の異名を持つ勘九郎は、身内を人質に取られ、火事への出動を妨害され、被害拡大を狙う何者かに追い詰められる。 家族を救うことを諦めかける勘九郎に対し、「火喰鳥」松永源吾率いる羽州「ぼろ鳶」組は、命を賭けて大音一家を救出し、卑劣な敵の陰謀を阻止するため、果敢に業火の中へ出張る。 火消としての矜持と絆が試される。 夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾       Tweet dantandho

平均的な人っていないのだな、と理解できる状況に気づいた件

イメージ
昔、衣服は高かったが、長持ちした。 大学の卒業式に来ていった祖父のお古のコートは、しっかりとしていて、見た目もおかしくなかった。 やがて、衣服は、安くて、長持ちしないものになってしまった。 誰もが同じような服を買い、季節が変わるごとに買い換えるようになった。 その生活が定着した頃に、物価高のせいか、長持ちしない衣服なのに、高くなってきてしまった。 長持ちせず、値段が高いものを、季節が変わるごとに買い換える生活になってしまうのだろうか。 それは、豊かな生活だろうか。 ***** 妻と話をしていて、気づいたことがある。 ちょうどいいな、と感じる値段で、納得するくらいに長持ちする衣服って、なくなったな、ということ。 安くて、ちょっとどうかな、という品質の衣服か。 そこそこの品質で、高くなったものを買うか。 そのどちらかを求められてしまう。 これって、もしかして、値段と品質がちょうどいいなと思う衣服。 そのちょうどいいところの衣服を買う人たちが、少なくなっているのかもしれない。 そういうことかな、って。     Tweet dantandho