【多摩の歴史】片倉城址の公園 武蔵七党の一つ 横山党の領地だった

2022-03-11

多摩の歴史

 

片倉城址公園の広場

多摩丘陵地区には、たくさんの歴史の史跡が残されています。

武蔵の国は坂東武者の世界。

武力を背景とした豪族などが領地としていた場所でもあります。

そのため、武家の邸跡や城址などを、いろいろなところで見ることができます。


現在、片倉城址公園として残っている場所は、鎌倉に幕府が開かれる前は武蔵七党のうちの横山党の領地だったところのようです。

八王子の近くを拠点にしていました。

横山党はこの地を足がかりにし、相模国へも進出しました。

片倉城が実際に築城されたのは室町時代になってから。

戦国時代に北条氏が拠点の一つとしたようですが、豊臣秀吉が小田原城を落城させたときに、この片倉城も落とされたようです。


現在は駐車場のある公園になっています。

駐車料金は無料。

駐車場入り口は交通量の多い道路に面しているので、左折で駐車場に入って左折で駐車場から出るようなルートを選ぶのが良いと思います。


駐車場に近い入り口付近には(不思議な感じの)彫刻が並んでいます。

片倉城址公園の彫刻

この彫刻を見たあと、階段を上ると、上の写真のような広場になっています。

所々木陰もあって、天気の良い日はのんびりと過ごすのにお勧めの公園です。


追記>よこやまの道の「よこやま」と横山党の勢力範囲が近いのが気になっています。もしかしたら関係があるのかな、と思い、現在資料を探しているところです。



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